ブレヒト・作「第三帝国の恐怖と悲惨」アンケート

 

★役が変わっても、その役なりの表情を表現できるとはすばらしい事ですね。今回も楽しませてもらいました。次回もまた来ますよ、頑張って下さい。(50代男性)

★ちょっと長時間、シニアの私にとっては重苦しいひとときでした、でも、とても感動させられました。もう、我が日本もこれと似た日が来るようです。それほど切羽詰まった雰囲気を感じています。“国民投票”NOという人生で終りたいと思いました。それにしてもヒットラーは安倍さんとよく似た顔。日本がどうなるか…この劇で強く教えられました。(70代女性)

★セリフがとても聞き取りやすく、今まで若い方のお芝居ばかり見ていたせいか、年配者の演技力がとても高いと思いました。(20代女性)

 ★どこぞの国の首相の「我が軍」発言が認められた。軍服組が背広組より力を持ち、沖縄の基地が完成した時に独裁者がこの国に生まれないことを願う。じゃないと、私は明日から孫の顔を正面から見られなくなる…孫と遊ぶことが出来なくなる…。(50代男性)

 ★恐かった(人々が追いつめられて行く)でも励まされた。一人一人、そして多数の声、それが可能性。(60代男性)

★長時間でしたが最後まで飽きずに世界に入り込めました。素敵な時間をありがとうございました!また機会があれば観に来たいです。(20代女性)

★平和な世の中を築くためにも立派な指導者を選ばなければと深く思います。今後のご活躍を応援したいと思います。(70代女性)

★どろの公演を初めて見ましたが、とても分かりやすかったです。朗読劇は見たことがありますが、また違った感激がありました。これからもがんばって下さい!(50代男性)

★みなさんの演技、お上手でした。本当に国民の生活があんなものなら、何も楽しくないと思いました。戦争に向かって行くのを、皆が黙認せざるを得ない環境になるのは恐ろしいことです。今後の日本も、ナチスの二の舞を踏まないようにすべきです。あと、暑かったです。(10代男性)

★臨場感があり、真剣に考えさせられました。(50代女性)

★話に引き込まれました。難しい話かなと初めは感じていましたが、良かったです。(50代女性)

★ヒトラー・安倍が着々と現実性を持ってこの日本の社会に迫り、私たちが純化して行く中でどろにはもっと大きなインパクトとして迫って欲しかった。もう妥協では許されない情勢下にあると思う。長田から革命を、根底から安倍=ヒトラーをぶちのめせ!ともかく演じられた日常が私たちの社会とほとんど瓜二つであることを感じています。私たちがその中でいかに感性を磨いて行けるかが問われていると思います。頑張って下さいね。(70代男性)

★判事さんと刑事さんのお芝居好きです。良かったです。楽や屋裏での音が聞こえるのが残念でした。あと劇場を見つけるのに迷いました。もっとわかりやすくしてもらえると嬉しいです。(30代女性)

★当時のヒトラー政権時の民の生活がかいま見られ、とても考えさせられる作品でした。観劇して良かったと思います。(20代男性)

★第二次世界大戦についての理解が劇を通して深めることが出来ました。難しい内容ではありますがおもしろかったです。(20代男性)

★重い内容で胸が痛くなりました。日本がいつまで自分の思いや考え、行動が出来るでしょう。(70代女性)

★時期的に最適だったと思います。良かった。(60代男性)

★第三帝国の恐怖と悲惨──日本の現状とかぶさってきてゾッとしました。民主主義の花が開いたと思っていたドイツがこんなになるとは…。日本の戦後民主主義も連帯して主人公として闘わなければこうなるのではないか。最後の「NO」重い言葉でした。(70代男性)

★途中集中力が途切れましたが、「7.法の発見」から最後まで見ました。今の日本の政治の状況と重なると感じることが多くあり恐いと思った。(50代女性)

★日に日に戦争が出来る国に向かっている中、自分自身の力のなさ、まだ出来ることがあるはずと思って日々忙しく生活しています。今後も「第三帝国」で頑張って下さい。有り難うございました。広島劇団月曜会より。

★旧年はヒトラーの演説の本を読み、チャプリンの独裁者を見て1930年代ドイツの人々とそれを冷徹に見つめているブレヒトの偉大さに回帰しています。(40代男性)

★あっという間の2時間でした。また来ます。(50代男性)

★独裁者、全体主義の恐ろしさがよく分かった。(70代男性)

★今の日本を見せられたようだ。(70代男性)

★今からこんな時代が来そうで恐ろしいと思います。(70代女性)

★一人一人の個性を生かし存在感のある、演技作り、長いセリフもこなし良くやられた。なによりも今日の日本の状況の中で、このような構成でドラマに仕立てた合田幸平さんに敬意を表します。渡部純二さんと山室一貫さんさすがです。その上で全編神戸弁でやったらどうなるか、と思いました。そしてもう少し笑いと批判的シーンを強くするともっと身近になりませんか。(70代男性)

★人間として正義を貫くことの大切さをあらためて実感いたしました。また、いつの時代も女性の強さを感じました。(60代女性)

★迫り来るファシズムへの不安、この捉え方が年令によって違うのかな…。舞台の熱にムラを感じました。でもこれは解決は難しいか…。(40代男性)

★今の世の中を見ているよう。身につまされた。自分がどちらの側にいるのか忘れないようにしたい。(60代女性)

★皆様の熱演に圧倒されました。超今日的なテーマで大変時宜を得た公演であったと思います。有り難うございました。(60代男性)

★平和の大切さを痛感した。(60代男性)

★非常に良かったと思う。あっという間に終った。昨今の日本の状況に、言論の危機をあらためて感じさせる芝居だと思った。(60代男性)

★臨場感があった。(20代男性)

★初めて見せて頂きました。 舞台は小さくても、演技者の気持ちが伝わってきました。今、我が国の政治も危機です。ドイツに興味がありますし、勉強しなければなりませんね。(60代女性)

★つくづく今との重なりを考えさせられこわくなりました。劇には文とは違う力がありますね。がんばりたいです。こうなりたくないので!(60代女性)

★現在の日本がこれから向かおうとしている所のような気がして思わず引きこまれてしまいました。今私たちに出来ることをがんばりたい。(60代女性)

★複雑だった。戦争は、ピープルをあんなに複雑な気持ちにしているのか?今の日本人にはとても分かりにくいと思った。(50代男性)

★なんだかこわくなりました。リアルでした。(50代女性)

★見入ってしまいました。(40代女性)

★むずかしかったです。わかるのとわからないのがありました。長い長いせりふ、すごいですね。

2時間20分が短く感じました。舞台と客席が近く、息づかいも感じられ、迫力も感じられて良かった。(60代女性)

★劇の内容を把握するので精一杯で、演じ方とかを鑑賞する余裕がなかったですが、面白かったです!(30代男性)

★とても良かったです。なんと言うか、細かい所をいえば多少ありますが、気にならないくらい。やろうとしていることや、演技や演出の方が良かったので楽しめました。こんな辛い気持になる戦争モノは見たくないけど、ちゃんと見なくてはいけないなと思いました。(女性)

★演技に感情がこもってて、とてもそのシチュエーション、生々しさが伝わってきました。すごく良かったです。しかし、一つ改善して欲しいところは、各シーンの前置きの言葉が分かり辛かったことです。もうちょっと分かり易くしてほしいです。(10代男性)

★もう少し短めでお願いします。(20代女性)

★せりふの一言一言に感動しました。しかし今の時代とあまりにも似ている。その驚きがこわい。(60代男性)

★第二次世界大戦後、倫理の教科書にはナチスを反省して生命や多様性を大切にする思想ばかりが占めていました。小中学校の道徳でも真っ先そのようなことが力説され、ヒトラーの写真は嫌われものの虫のように教科書のすみに載っていました。しかし今回の劇は今まで習ってきたどんなことよりも、好きでした。キリスト教の次はナチス、そして戦後は個性や命の大切さを宗教のように押し付けるような学校教育とは対照的に、観客の探られたい所を心地よく順に探ってくれる役者さんたちの演技が良かったです。「白墨の十字」のだましあった感じから、「就職斡旋」の大声を上げるところまで、一人一人がとても適役で、言葉の一つ一つムダがなく、なんせ今までと違って「好き」といえるような作品でした。私もみんながいやがるような話題でも鮮やかに描けるような人になりたいです。まとまらなくてごめんなさい!みなさん美男美女でした。にいこキレイだったよ♡(10代女性)

★大切なテーマに取り組まれていて、すごいなと思いました。こうして意見表明しつづけることが、私たちを強くすると思いました。戦争は人と人のつながりをたち切ること。だから私たちはつながりを手放さないことをし続けなくてはと思いました。有り難うございました。見に来て良かったです。(40代女性)

★ごく普通の人々が、一党独裁のもとで、自由がなくなり、知らず知らず、いえ充分にわかりながら、大きな渦に巻き込まれてゆく恐ろしさ。10の場面の一瞬一瞬に、おのれを投影させずにはおれない構成は、今の日本の不安と責任のなさにぴったり重なるからでしょう。どうして、歴史は、人は、同じ失敗を繰り返すのでしょう。そうはさせないために、今出来ることを、憲法を守ることを、反戦でつながるものの輪を広げること、モタモタしている場合ではないと。「ハイルヒットラー」の唱和がおぞましいと思える今のうちに。ベテラン若い方の共演は、見事なリアルさで迫りました。息を殺しての2時間半近い緊張の時間。保身に流れそうな折々にひもときます。(70代女性)

★劇団どろのお芝居を初めて観させて頂きました。ヒトラー政権下における庶民の苦悩や心理の変化が舞台を通じてよく伝わって来ました。神戸の文化としてこのようなお芝居をいつまでも伝えて頂きたいと思います。応援しております。(バックヤードで少し物音がしていたのが気になりました。あと最前列で寝ていた方がいたのが残念でした。)2時間半という長いお芝居でしたが、最後までじっくり観させて頂きました。(50代男性)