作 別役実
演出 中島英雄
出演 北勝成 立見瑛美
演出助手 新井裕也
照明 合田幸平
音響 森愛和
ピアノ演奏 伊藤ユミ
◆「星の時間」を体験させていただきました。ひと言でいって何と大きな「孤独」でしょう。前に別役実の「道具づくし」を読んだときに「おいとけさま」が出てきます。二人きりの話の場に、木彫の像を置いて話しをする。人はおだやかな会話をしたいと思うとき、こうであってほしいと思う相手に向かって話をする。目の前の人ではなく。
この劇では、女は別の人を待っている。その苛立ちが奇妙な行動をとらせ、男は当面タマの隙間を埋めるものとして、女の誘いにのっていく。お互いに本心から楽しむ時間ではないが、森の中の風の音に耳を澄ますとき、お互いの孤独は響き合う。
ものを食べるという日常の、しかもコショーの小びんひとつから、どんどんふしぎな世界にひきこんでいく。怖い芝居でした。忘れられないものになりました。おふたりともよく役を引き出されていました。これからも別役作品に出会いたいです。
伊藤さんのピアノも素敵でした。ありがとう。
(女性)
◆ストーリー:
純文学的。最近はあまり読んでいないので、久しぶりに感銘をうけた。ラストは、「たま」がかわいそう。
「星の時間」の意味を色々考えさせられる。
演技:
お2人とも手堅いですよね。北さんは、本当手堅い。役の表現はバッチリではないでしょうか。立見さんは、ダイナミック。この二人の表現のコントラストがよかった。色々多くの作品にチャレンジ下さい。大したものだと思います。
(40代 男性)
◆楽しい一時でした。物語りの面白さに加えて二人の演技が初日の最初の舞台明け、立派に演じられ、物語りの中に吸い込まれ(集中)ました。久方振りの劇で、大変楽しい時を共に過ごさせていただきました。明日位にはもっと演技に熱が入ると思いますが、私は充分でした。又次の機会にはもっとリラックスして観劇出来ると思いますのでご勘弁下さい。
本当にご苦労様です。熱心な予備練習あってのことと思います。お疲れ様でした。“有り難う”これからもよろしくお願いします。
(70代 男性)
◆『星の時間』を観て
北さん、立見さん、それに中島さん、今日はええ舞台を観せてもろて、おおきに!
森の中にテーブルが一つだけあって、椅子が倒れとる。何が始まるンや思とったら、タマを探す男が出てくる。乳母車のようなもん押して女が出てくる。森の中を意味ありげな風邪が通り抜けよります。情景に観るもんはだんだん引き込まれていきます。それからチグハグなやりとりが始まるんです。
北さん、ダメ男やけど、なかなかうまい。あそこでキレテしもうたら、もうあきまへん……芝居は丸つぶれや。そこを抑えて、よかった!よかった!ダメ男の味がよう出とりマシタネー。
立見さん、なかなか強うて、タフなコワイ女やけど、そこは分をわきまえ、ふたりでなかなかええフンイキが出とりましたよ。
わてかて、勤めとったときは、職場にようけいろんな人がおってやった。そやさかい、毎日、詰まらんこというて口濁しとりました……話にはちょっとナンギしまんねん。
「この人にはタイガースのこと話しとこー」
「あの人にはギョウザ食うて、飲む話しとったら大丈夫や」
近所や親戚のもんかて、おんなじこっちゃ。いっつも、よう話が通じ合うとるようやけど、どっちもなあーにも分かっとらヘン。
どうせこんなんが毎日でんねん!
泥臭いヘタなこと書いてスンマヘン!こっちはほんまのドシロートやさかい、こんなんしか書けまヘンのや。(ユラ)
PS
今日の芝居、チェーホフにも通じるもんがありますね。セリフのやりとりも表面は通じとるようで、実はチグハグになったりして……。
まるでわてが言うてることみたいや!
(FAXにて)
◆劇団どろ公演「星の時間」という案内状を頂きました。今回のドラマを演出なさる中島さんからでした。
中島さんなら、日頃は塩屋北のふれまち協議会で部長を永年やっておられる方です。私はその下で協力をする一人です。その方が、よもやこのような劇団の主軸となり、そこで演じるドラマの演出をしておられるとは考えたこともありませんでした。まず、驚きが半分、興味津津で公演会場に向かいました。会場に着いて、演ずるスペースが小さいのに驚きました。失礼な言い方でごめんなさい。でも、こういったスペースでもドラマが立派に演じられるのが判りました。ある田舎町で起こった、レストランの女将さんと、店がまだ開いてない時間に紛れ込んだ客とのやり取りの面白さ、ああ言えば、こう言う。こう言えば、ああ言うと言った具合で、客と女将の絶妙の掛け合いが実にうまかった。一つの場面だけで、よく一時間半程の間に、二人がしゃべった話の分量たるや如何にというものである。ここが演出の上手さかと感心させられました。これまでに出逢ったこともない舞台の構成を見せて頂いて有難うございました。
ただ一つ苦言。始めてで場所が判らず、何度か行き交う人に尋ねるが、らちがあかない。会場周辺に大きな案内ボードか、幟か、旗を掲げてくだされば、如何なものでしょうか。申し遅れましたが、伊藤ユミさんのピアノ演奏が実にうまい。音の硬軟使い分けが絶妙で、とっても耳ざわりがよかった。感謝、感激。
(70代 男性)
◆GOOD!
シリアスな演出と演技、とてもよかった。
(60代)
◆普段とは違う一面をみせていただく事ができました。
ありがとうございました。
(30代 男性)
◆孤独で正確で厳粛な演じ方に好感をもちました。
皮肉がたっぷりこめられたストーリーで、脳がドロドロになるような気分でした。
(20代 男性)
◆2人共芝居でせりふが長いのによく、おぼえていると感しんしました。
(女性)
◆劇はコントでしたがどうもよく理解出来ませんでした。
(70代 男性)
◆お二人の声がすてきでした。
(60代 男性)
◆よかった。
(?)
◆開幕すぐにピアノはいいですネ
なつかしい曲でした
大変楽しい ちょっとフランスの小作品を舞台でみる感じでした
最後のオチは なあ~るほど
お二人のかけあい よかったです
中島さんの演出 なかなかです 今後楽しみにしています
合田さんとちがう味
(60代)
◆面白かったです
もっと長く楽しみたかった(浸っていたかった)のに、短かいというか、アットいう間でした。
やっぱり芝居は面白い。
(60代 男性)
◆初めて劇団どろアトリエの公演を楽しませていただきありがとうございました。
とても不思議な物語で、最後に、あなたが食べたのはタマだったと聞かされ、ぼう然とするシーンは、驚きとショックで印象に残りました。
よく頑張っていただきました。
次の公演も来たいと思います。
(60代 男性)
◆セリフを間違えることなく演技をしていて、すごいなと思いました。
北さんの役と立見さんの役が今回の役に合っていて、良かったです。
また見たいです!!
(10代 女性)
◆わからんかった … 夫
不思議な時間でした … 妻
この「星の時間」というゲキははじめてみました。
女はゆうれいなのか…
あのお肉はきっとタマだというの感は当たっていました。
(ご夫婦)
◆やられっぱなしの北さんにくすくすっと笑いがこみあげ
静かな笑みにすごみを感じさせるたつみちゃんに鳥肌がたちました。
中島さん、時間も世界も飛びこえた不思議な空間につれていって下さって
ありがとうございました。
途中からあのお肉はもしかして……と思っていたのですが
やっぱりと思いつつ最後のセリフにゾッとしました。。
ゆみさんのピアノがきけて嬉しかったです♪
照明 美しかったですv
(女性)
◆音楽とお芝居の雰囲気がぴったりで素敵でした。
どろの、朗読以外のお芝居は初めてだったのですが楽しめました。
役者のお2人の雰囲気が好きです。
(20代 女性)
◆なんか お笑いコントを見ているようで面白いのに眠かった。
チラシには数行でも お話の内容など書いてあればと思います。
(60代 女性)
◆2人だけで行うお芝居を見るのは初めてだったのですが、とてもよかったです。
音やセリフなどで想像力を刺激されました。
立見さん、お疲れ様でした。
(40代 男性)
◆久しぶりにどろのお芝居観させていただきました。
最初のピアノは音がとっても丁寧で優しくて、心地よかったです。
今、この世界に生きていて、いちおう、立場があって、いろんなものをこれだと認識して生きているんだけど、それは実はとても不安定なもので、とらえ方しだいなのかなと思いました。
役者さんたちがおさえた演技がすごく存在感があってよかったです。
本当にたべたりのんだりするのもすごいですね。
たのしめました。
(40代 男性)
◆ピアノ よかったです!
おもしろかった!
(60代 男性)
◆2人共、よかった!
(?)
◆ちょっとこわかったけど、おもしろかった。
ユミちゃんのピアノがよかった。
(女性)
◆とても深く考えさせられる内容を、分かりやすい口調とさわやかな言葉で、心地よく、考えさせていただけました。
3(4)カ月間も練習されたとのことですが、とてもすばらしい作品に仕上がっていたと思います。感動しました。
ありがとうございました。
(50代 女性)
◆あっと驚く“オチ”でした。
いろいろ想像できるお芝居 おもしろかったです。
ありがとうございました。(30代 女性)
◆○私には星の時間を持ててるだろうか
○頭の手術後、見始めたお芝居ですが、出来るだけ長く観ていたいと思います。
(60代 女性)
◆とてもおもしろく拝見しました。
(30代 男性)
◆大変おもしろかったです。
(60代 男性)
◆おもしろかったです!
(40代 男性)
◆難しかったです。
でも、途中笑いがあり、おもしろかったです。
(20代 女性)