「ファッツァー」の一口感想

 

  • 70代男性「話の中で少しずつですが理解できそうですが、でも今はわからない」

 

 

  • 60代男性「難かしい芝居でした。何をどう考えたら良いか、考えさせられる芝居になっていたと思います。断片の集合で面白かった」

 

 

  • 80代以上女性「よくわからない。少しむづかしいのかなと思った。トークショウに参加して、少しずつ理解が出来ました。とてもよかったです」

 

 

  • 60代女性「まだ未完成という感じでした。舞台はおもしろそうな形でしたが・・・」

 

 

  • 60代男性「自国帝国主義の敗北を求めよ!帝国主義戦争を内乱へ!などなど・・・。やっぱりレーニン主義だと思った。(解説を読んで思ったこと)セリフはむずかしいです。よく理解できなかった。主要の6人の関係は?5人がコロス、コッホ以外はコロス。関西弁のセリフはわかった。タイコは新鮮でよかった」

 

 

  • 50代女性「セリフだけを聞き取って、見ていくのは、ちょっとつらかった。わかりにくかった。アフタートークで少しわかる・・かも。でも、自分の見た感想ときいた話が一致しないかも」

 

  • 50代女性「言葉の深い意味を読み取るだけの力が不足していると思いました」

 

  • 70代男性「判らなかった」

 

  • 70代男性「第一次大戦と、その後のドイツ革命を思い、よかった。以前、『西部戦線異状なし』の映画を観た事を思い出しました」

 

  • 40代女性「迫力のある演技でとてもよかったです」

 

  • 30代男性「正直、23回観ないと、分からない作品でした。タイコとプロジェクタを使ったシンプルなスタイルと、何より役者の「外連味が全くない」芝居によってこの作品世界が描こうとしていた人の個々のエゴイズム≒生存本能という面が、浮かび上がっていくように見えました。今も『ファッツァー』のような人が、あらゆる所にいるな、と感じています。私信、私の加入している鉄道模型クラブが『ファッツァーと3人』といった状態で、そういったことを思い出してしまいました。ファッツァーの失敗(理想に対する実行手段を間違えた・結局、他力本願が根にあった・ あまりにも、見込みが甘すぎた)、それゆえに、破滅するような人間はたくさんいるし、現実にもいる。今、私の所属する模型クラブで、『ファッツァー』のように『方針を変えたい、でも責任は取らない』ような人がいて、対立が起きている。遅かれ早かれ『崩壊』は時間の問題だと感じて いるが、ファッツァーを見て、ああ、そういうことか?と考えている。以上、だから個人的にファッツァーみたいな人はキライです。僕自身が『エゴイスト』ですから」

 

  • 50代性別なし「むずかしかった。『新しい持ち場につけ』ということでしょうか?4人の兵士の性格付け、4人の関係性、力学がよくわからなかった(もっとくっきりとわかりたかった)。ファッツァー以外の3人は固定されていないその場限りの人物としても、その場の言葉のやりとりで変わっていく、その変化を感じたかった、と思いました」

 

  • 20代女性「話として設定のスケールは大きいが、登場人物たちの動きや関わりなどが非常にコンパクトな印象を受けた。4人のキズナを描いた物語かと最初は思ったものの、そもそもが殆ど信頼や連携が破綻していると感じた。既に破綻しているものの(信頼し合ってないのに)、行動を共にしているのも妙だと感じた。その点が、ファッツァーの影響力をとても小さくしている気がする。登場人物の全てが人に任せ過ぎていると感じた。ファッツァーは単純に行動力や提案はあるし、仲間を一見信頼しているように見えるが、本質的には結局頭と行動がマッチしておらず、ファッツァー自身も仲間に甘えている感じがあったのではと思う(信頼に任せる形ではなく、自分が 思っている反応を漠然と待つような姿勢)。結論としては、全員が全員に乗っかり合って沈んでいったように思う」

 

  • 40代女性「内容が難しかったが、近くで見れてとても良かったです」

 

  • 70代男性「わたしのコンディションが悪かったのか理解出来なかった」

 

  • 40代男性「時代背景をしっかり理解してもう一度見たいと思った」

 

  • 40代女性「内容はむずかしかったですが、もう一度見たいです(少しは理解できるかも)。お芝居を見たのは初めてですが、役者さんたちが、すごく上手でした」

 

 

  • 80代以上女性「観ている間中、ずっと不安な落ち着かない気持ちでいました。少し何だか分りにくいお芝居でした。人間のずるさ、身勝手さがありありと出ていたのも、いつの時代にもあるんだということを再確認した・・・。今回の椅子の配置はとても良かったと思います。演者に近くてしっかり一人一人を観ることが出来ました」

 

  • 80代以上男性「本日の公演を見て、『神戸の大空襲』のことを想いました。家が焼かれ『食糧』はわずかな芋しかない時代を通って来たものでなければわからない、とにかく終戦の815日を経験しても、まだ戦争状態は続くのではないかと不安が続いたのを覚えている。昭和20年の秋ぐらいになって、やっと戦争が終わったことを想い出しました。貴重な戦後を再現してくれたことに 感謝します。念のため、私の年令89才です」

 

  • 40代女性「山本さんのように、継続して発展させて欲しいです」

 

  • 40代男性「なかなか面白い試みのお芝居だったと思います。次の公演また楽しみにしております」 

 

  • 50代女性「翻訳から構成をご自分たちでされて全て知らない話だったので、興味を持って見れた。将来にわたって作品として続けていただきたい。変化の楽しみな演出するのも楽しみな内容だと思います。いろんな切り口のあるいいものです」

 

  • 40代女性「もう少し、勉強してから見に来たい作品でした」

 

  • 年齢性別なし「考えさせられる、難しいテーマ」

 

  • 60代男性「家に帰り、もう一度冊子を読み返します。今日はありがとうございました」

 

  • 30代女性「すごく描写が浮かんで、分かりやすかったです。また来ます」

 

  • 40代男性「客席に挟まれた舞台が、新鮮でした」

 

  • 60代女性「昔も今も戦争の作られ方は同じなんですね。内容はむずかしかったです」

 

  • 50代男性「おそらく自分自身が、この劇を消化しきれていない。多分判ったつもりでいるだけだろう」

 

  • 70代男性「難解。後のトークで少しは理解できて良かった。頭のトレーニングになりました」

 

  • 70代男性「説明を聞いて良かった。見ただけではあまり理解が出来なかった」

 

  • 60代女性「やっぱり難しかったです。アフタートークが面白かったです。4+女性2人以外の人はかなり練習不足でしたね。セリフが聞き取りにくかったです」

 

  • 年齢性別なし「一言、一言が抽象化されていて、そのまま現代の現実と結びついている。凄まじい問題提起の舞台だ。『国家がお前を必要としていない』に対して、こう叫びたい。『我々は国家 そのものを必要としていない』と」

 

  • 60代女性「何のこっちゃ!!!何が言いたい!!!唯一分かったのは※図(劇中に登場した兵士とブルジョワジーの図)。戦争はある」

 

  • 60代女性「良い悪いが言えない。正直なところよくわからなかった」

 

  • 60代女性「むつかしそうな芝居だなあと思いました。場面場面はそのつどスライドでわかりましたが、その先は・・・。今から勉強します。アフタートークで残って話を聞き、良かったです」

 

  • 70代女性「4人の兵士?ファッツァーと仲間が何から逃げているのか。ファッツァーは3人の仲間からやられるけどメラーマンはなんで死んだのか(死んだのはコッホ?)。ブレヒトが誰が正しいのかわかってやっている?今までの中で一番わからなかった」

 

  • 70代男性「ごくごく久し振りに演劇に接したので、うれしかった。その場の肉声と肉体は、映画やテレビと違って、何か空気のようなものを運んでくれます。期待以上に楽しかった。また、最後の討論会を含めて1つの作品だと感じました」

 

  • 50代男性「劇の内容がよく理解できなかった」

 

  • 60代女性「わかったようなわからないような・・むずかしい。お疲れさまでした」

 

  • 60代女性「ストーリーを理解しようと見入ったのですが、これは難解でした。わかりそうで・・いえいえ。4人の登場人物の人たちは、闘わない大衆の人間の内面を描いたのか?舞台はシンプルで、力強いもので、引き込まれました。お疲れさまでした。最後のせりふ“政治家を引き渡せ!”

 

  • 70代性別なし「むつかしい芝居でした」

 

  • 50代男性「アフタートーク、良かったです。又、次の機会も!」

 

  • 50代女性「考えることがたくさん。ストーリーを負うより、セリフひと言ずつを考えないと、わからなくなる。ファッツァーとは何者なのだ」

 

  • 60代男性「確かにセリフは難解でしたが、なるほど・・と思うセリフも所々にあり、印象に残りました。じっくり読んでみたいですね」

 

  • 70代女性「装置ほか面白く、展開もスムーズで良かった」

 

  • 50代女性「皆さん熱演でしたが、内容はもひとつわかりませんでした」

 

  • 50代男性「正直よくわからなかったが、太鼓の演出が面白かった」

 

  • 60代女性「色々とあとで考えられることがいいと思いました」

 

  • 30代女性「よくわからなかった。それぞれの立場があるのか?と思った。4人の関係性が噛み合ってもなく噛み合っているのかがよくわからない。字幕が両側にあるのは良かった。場面転換の太鼓はわかりやすく良かった」

 

  • 40代女性「ドイツでの戦争のこわくて悲しいお話だと思っていましたが、主に人間関係の争いの方が、戦争での戦いより恐いなと思いました。戦時中は食糧を手に入れることが難しく、食糧を めぐることで人の性格がよく現れるんだな、と思いました」

 

  • 50代男性「出演者の方が迫力があり良かった。内容的には少し難しかったが、考えながら観るのも楽しかった」

 

  • 60代女性「少し大きな流れとテーマがつかみきれず残念でした」

 

  • 年齢性別なし「ブレヒトが判らなくなった。ブレヒトよ、おまえはどこに!つまりファッツァー とはなにか?それが問題だ!120周年、ブレヒト、おめでとう」

 

 

  • 50代男性「ファッツァーと他の3人のやりとりについて、他の3人はあの場面で飛び出してはいけなかったのだろうか?他の3人はかくれた方がいいと考えていたが、ファッツァーはそこで誰も 助けてくれなかったことに恨みを持ったに違いない。もし自分があの場にいたらどうしていたか、判断が難しいと思った。それ以前にこれまでさんざんファッツァーが勝手なことばかりしてきたのかもしれない」

 

 

  • 20代女性「久しぶりに公演で何を一番伝えたかったのかがわからなかったな。私の理解力の問題が大きいと思うけど。舞台装置がすごく良かったです!ダンボール?あと違ったら恥ずかしいの 極みなんですけど、黒板に描いてたみたいに、客席の位置が、こういう形なのは、お客さんが敵で“敵”から見てるファッツァー達?でも敵から別に全部は見られてないのか・・?挟まれてる感。皆さんハマり役だと思いました。ファッツァーとコッホの目力が良かった。コッホの頭良いサブリーダー感、似合ってました。“女への欲望”のシーンは、何を伝えたかったのかしら?ファッツァーは自分のことしか考えてないんやろうけど、細かいところで何を考えてるのか全くわからない。あの人形感が存在感強かったです。アフタートークの立見さんの語りでなるほど・・。アフタートーク聞いてて、11つの場面にちゃんと意味があるんだなぁと思いました。改めて」

 

 

  • 30代男性「タイコによる場面転換は新しい。頭と終わりの文章の『お前』とは民衆のこと?一次大戦の頃に戦闘機があったか?(あった!)『寒さのせいで生まれる、寒さと病』はおかしくないか?レーニン、もっと動きが欲しい。封印列車のためか。何故幕間劇の男は一度捕まったのか」

 

 

  • 30代女性「今回よく勉強して、考えて臨んでいることがわかりました。音、良し。今後の葵ちゃんに期待しています。やっぱりブレヒトは太鼓だけでいいですね。昼の回を見た後、『イエスマン、ノーマン』を観てみたいと思った。パンフにはなかったので、これを連想させてくれたという点で、コロスと役者の演じ分けは成功していたと思うし、今までに比べると、『分かり易いブレヒト』になっていたのではないでしょうか。中盤、合田中島組と本多、北、関3人が対峙する場面、思わずニヤリとしてしまいました。合田さんだけでない、新たなブレヒト解釈者がいることが端的にうかがえた気がします。(奇しくも、本多さんの役名にかつての合田さんのコイナさんがありましたね)。今回はオリジナル翻訳とのこと、機会があればテキストを拝見したいです。隅から隅まで読んで、それからでないと討議に参加する資格はないように考えます。経験した者と経験していない者の差は大きく、その間の溝は深い。そこの相互理解は至難です」

 

 

  • 70代男性「ムズカシイ?」

 

 

  • 20代男性「なにかではなく、個として生きるファッツァーに共感した」

 

 

  • 70代男性「感想を述べる手がかりが見つかりませんでした。全く理解のできない芝居でした。ブレヒトを勉強してみます」

 

 

  • 70代女性「何も知識なく見たら、よくわからなかった(④から①とても良かった、に変更)浅間山荘のように、追い詰められた場合疑心暗鬼になり自滅する。そんな感じでした。後から、新井さんの話を聞いたり、パンフを読んで、よくわかりました。個が解放されて、みんなが持ち場について、過去の失敗から学びつつ、自由生きる努力をする──なんかとても素敵です。もう一回みたいです!」

 

 

  • 70代男性「ストーリーが理解できなかった。終演後の討論で、なにかつかめたような気がしました。教材劇? 演劇で世界を変える?」